Windows Communication Foundation概説

Microsoftの次期通信基盤Windows Communication Foundation(開発コード名:Indigo)について、以下、まとまっていたので、記載。
コードを変えることなく、Configファイルで通信手段(WebサービスSOAPベース)、.NETリモーティング、MSMQ等)を変えられる点が従来なかった概念ですばらしいと思う。
イントラ内では.NETリモーティング(但し、サーバ・クライアント双方、Windowsである必要がある)でレスポンスを向上させ、インターネットや異機種通信の時はWebサービスにするといった事がコードを変更することなく容易に可能となる。
また、Webサービス利用時にWS-*(WS-SecurityやWS-ReliableMessaging)を適用するかしないかもConfigで設定可能である。
従来、このような通信プロトコルに関わるプログラミングは非常に面倒なものであったが、通信レベルの複雑さを隠蔽し、コードは同一とし、Configレベルで通信プロトコルの選択ができるようになった点は画期的であり、今後、JAVA等他のプラットフォームも追随し、当たり前のようになっていくのではないかと思う。
Windows Communication Foundation(WCF)はWindows Presentation Foundation(WPF開発コード名Avalon)に比べ、地味で見た目よくわからないが、裏で動いている仕組みは凄いと思う。

Windows Communication Foundation概説