Popfly
GUIを使って、Webサービスの部品をマッシュアップするツールはIBMのQED Wiki、Yahoo!のPipes、MSのPopflyがあるが、Popflyを試してみた。
予め多くの部品(Popflyでは「Block」と呼ぶ)が用意されており、部品を組み合わせて作成したマッシュアップページを公開することができる。以下2つ作成してみた。
1.FlickrとVirtual Earthのマッシュアップ例(Flickrで検索した画像をジオタグから取得した緯度経度をもとにVirtual Earth上に貼り付け)
2.Yahoo! Videoの部品を使っての簡単なビデオ検索サイト例(当サイトはSilverlight2.0が必要)
いずれの例もノンコーディングで、必要な部品の検索、検索した部品のドラッグ&ドロップ、各部品の関連付けだけでマッシュアップサイトが作成可能である。
また、部品もコーディングにより作成・公開可能であり、WSDLから部品を自動生成する機能も用意されている。
何もドキュメント等を参照していないが、直感的にある程度、操作することができ、かなり完成度が高いと感じた。
マッシュアップをユーザ自らが行うCGUI(Cosumer Generated User Interface)は今後、注目される技術であり、MSがここまで、完成度の高いものを作っているとは正直驚いた。
入力が多岐に渡る場合に部品のOperationの呼び出しをGUIで変えられるようになる等、今後の機能向上に期待したい。