salesforce.comイベント参加

Google Maps連携

今日、オンデマンドCRMであるsalesforce.comのイベントに参加した。理由はSFAWebサービスを推進するCEOのマーク・ベニオフがどのようなことを話すかに興味があったからだ。

salesforce.comのビジネスモデルは今後のIT業界の進むであろうユーティリティモデルの最先端をいっているものであることがよくわかった。マーク・ベニオフのビジョンは一言でいうと、「End of Software」であり、そのVIであるSoftware×のロゴが既存のビジネスモデルを引きずるパッケージベンダー(Siebel、SAP等)に対して挑戦的なイメージを与えていた。
マーク・ベニオフがGoogle Mapsと連携しているデモを紹介(写真の右側の人物がマーク・ベニオフ)し、このようなインターネット上のWebサービスがどんどん出てこれば、簡単に連携できて柔軟なアプリ構築が可能であるといったことを言っていた。このようなオンデマンドアプリケーションが今後出てくることは間違いないが、今のところ日本ではほとんどないので、ちょっと説得力に欠けるところもあった。実際、地図との連携がGoogle Mapsであり、日本でのイベントでもあるにもかかわらず、米国の地図を出したのもアピール感に欠けていたのではないかと思う(私はマーク・ベニオフを決して否定しているわけではない。彼のビジョンにはむしろ賛同しているが、まだ、周りがついてこれていない(特に日本では)のではないかと思う)。

ちなみに、salesforce.comのWebサービスであるsforceはどうも無料で開発できるようである(http://www.salesforce.com/jp/developers/)。今度、触ってみようと思う。