マッシュアップ

マッシュアップが注目されだした。
インターネットマガジン4月号でもマッシュアップの特集が掲載されている。
曰く、
マッシュアップはもともと複数ジャンルの音楽をミックスアップし、新しい音楽として演奏することから始まった。それが自由を求める多くの人たちによって、音楽からコンピュータの世界に広がり、今やマッシュアップはウェブの最新手法として、Web2.0の流れの中心的存在となっている。」
1960年代後半から始まった自由を求めるヒッピーの活動と、今のWeb2.0の自由な発想は音楽とコンピュータの違いこそあれ、酷似しており、Web2.0の思想に基づき、さまざまなサービスやデータを自由に組み合わせて誰も想像し得なかったサービスをするのがコンピュータ(Web)の「マッシュアップ」である。
今後、マッシュアップにより、インターネットサービスにさまざまなイノベーションが起こるのではないかと思う。そのためにはもっと多くのWebサービスの公開が望まれる。日本のWebサービスはまだまだ少ない。
不動産や警視庁の犯罪情報など位置と関連するコンテンツを各サイトがRSSで配信してくれると、Google Mapsとの連携も容易になり、マッシュアップサイトがもっと増えるのではないかと思う。
また、Salesforce.comのように商用のWebサービスも出てくると、企業システムにおいてもマッシュアップの開発手法が増えてくるのではないかと思う(もちろんセキュリティ・信頼性は必須であるが。この場合、Webサービスのアプリケーションスタックが意味をなしてくるのではないかと思う)。