LBSにおけるWebサービスの活用事例

LBS(location-based services)におけるWebサービス活用事例としてはMSのMapPoint Web Service(http://www.microsoft.com/mappoint/products/webservice/default.mspx)がある。MapPoint Web Serviceは北米・欧州で展開されており、1日、1500万以上ものトランザクションがある。スターバックスの店舗案内(http://www.starbucks.com/retail/locator/default.aspx)とかから呼び出されている。

オープンなWebサービスAmazonアフィリエイトのように自社ビジネスをドライブする用途で主に使われているようだが、上記、MapPoint Web Serviceのように、顧客にとって、機能は十分で、アプリを動かすためのコンテンツが重要だが高くて入手しにくい業界(LBS、GIS等)に対して、モジュール型アーキテクチャをさらに推進する用途にも使えるのではないかと思う。
実際、今のGISは機能的には顧客の要求性能を上回っている(つまりコモディティ化している、どのGISも同じものにしか見えない)割には、完全なモジュール型ではなく(インストールやカスタマイズが困難)、カスタマイズ者が製品の詳細をある程度知っている必要がある、つまり相互依存型の製品が多いように思える。
SOAWebサービスが1つの実装例)はカスタマイズ者がやりとりするメッセージだけわかっていればいい(向こうで動いているアプリの実装は知らなくて良い)ので、コモディティ化している割には相互依存型のGIS業界を変革する可能性がある。

●参考Blog
イノベーションへの解」とSOAhttp://blog.goo.ne.jp/e-tetsu/e/5d12abaadbf43de8aa8aff96dd41d628