ソニーと破壊的イノベーション
ソニースピリットはよみがえるか 第1回〜失われたソニーらしさ(http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep02/349031)
を読んでの感想。
「ソニーらしい」製品が登場しなくなっているというのは、まさしくソニーは新市場型の破壊的イノベーションができなくなってしまったからだと思う(クリステンセンも述べていたが、http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20060205,00.htm参照)。ソニーと言えば、高級品を思い浮かべるが、ソニー製品自体がハイエンド市場(しまいには、クオリアみたいなブランドを出しているし)にいってしまって、イノベーションのジレンマに陥った結果なのだと思う。
iPodは本来ソニーがやるべきことだったのに、できなかったのもソニーの現状をまさに反映しているのではないかと思う。
日本の星であったソニーには頑張ってもらいたいのだが。
ちなみにPlayStationやPSPは破壊的イノベーションではありません。