ランチェスター戦略とイノベーションのジレンマ

ランチェスター戦略とイノベーションのジレンマを関連させて、記載しているページを見つけた。
http://www.mitsue.co.jp/case/marketing/04.html

確かに、ランチェスター戦略における弱者はニッチ市場(非主流市場)を強者が見向きもしない技術や方法で攻めるというのは、イノベーションのジレンマの「破壊的イノベーション」に通じると思う。
ちなみに上記記事では、
「勝ちを得るには、セグメントを小さく絞ったターゲットに対して局地戦(ニッチ市場)を行なうことで、ナンバーワンの座を得ることが重要です。ただ、その際、注意すべきはナンバーワンの座を得たあとの成長をあらかじめ計画に入れておくことでしょう。ニッチ市場を制圧したら、次のニッチ市場に攻め込むことが成長のためには必要です。イノベーションのジレンマで、イノベーションを起こした側の新興企業のように、最初のニッチ市場を足がかりにして徐々に市場を拡大していくには、ボーリングでトップピンに狙い定めるようにあらかじめその後のターゲットも視野に入れておかなくてはなりません。」
といったようにキャズムの概念も記載されている。
やはり、ランチェスター戦略、イノベーションのジレンマキャズムは何か相通ずるところがあると思う。