Skypeを使ったオンライン英会話

YKTG2007-02-16

3月に海外出張するので、英語に慣れておこうと思い、ETO(English Tutor Online)というオンライン英会話スクールの体験レッスン(コースはビジネス英会話(初級))を受けてみた。
英会話自体1年ぶりであり、Skypeも初めて使うので、とても不安ではあったが、担当してくれたベテラン講師のメアリー先生が私のレベルに合わせて、わかりやすい発音と懇切丁寧な説明をしてくれたおかげで、レッスン自体はよく理解できた(思い通りに話せなかったのは反省点だが、あと2回受けることでもっと話せるようになっていくのではないかと思う)。
レッスンは始めに簡単な自己紹介を行なった後、今日はテレホンコミュニケーションについて学んだ。レッスン時に使う教材はWebページで講師が提示してくれ、当Webページに沿ってボキャブラリー、会話と進んだ(実際には会話の後、ロールプレイ、発音もある。ETOの教材サンプル参照)。
ボキャブラリーでは分からない単語やイディオムに関して講師がチャットを使って補足説明をしてくれたので、よく理解できた。また、会話では教材の質問についての私の回答に対しても、チャットを使って適切な表現を提示してくれたので、これも理解促進に多いに役立った。
レッスン後、1時間もしないうちにクラスレポートが届いたので、レッスンの復習もすぐにでき、とても充実したレッスンであった。


このように、オンラインでありながらリアルな英会話スクールと同等以上のレッスンが受けられることを身をもって実感した。実際、NOVAに通っていたこともあるので、リアルな英会話スクールと比較して(主にNOVAとの比較にはなってしまうが)の長所と短所を以下に記載してみた。
○長所
1.講師は海外在住なので、深夜でもレッスンを受けられる。実際私の受けた時間帯は23時〜23時50分であった。リアルな英会話スクールでは、この時間にレッスンを受けることはできないので、忙しいビジネスマンには最適ではないかと思う。
※NOVAでもテレビ電話で24時間のレッスンをやってはいるが、テレビ電話購入に確か10万円ほどかかったと思う。Skypeが使える今のご時勢では専用のテレビ電話購入は馬鹿げた話ではある。
2.オンラインでのレッスンなので、わざわざ駅前留学する必要がない。
3.今回担当してくれたメアリー先生は、とても良かった。先生も選択できるようだ。
4.クラスレポートを使って受講後、復習ができる。NOVA等では講師が紙に語彙や表現を記載はしてくれるが、この紙を見なかったり、よくなくしたりした。電子ファイルでもらえるのは非常にありがたい。
5.レッスン料がNOVAの半分程度である。NOVAではマンツーマンレッスン(40分〜45分)で通常レッスンの3倍のポイントが必要となる。通常レッスンは安くても(多くポイントを購入しても)2,000円くらいはかかる。
入学金も不要である。
○短所
1.Skypeなので、たまに、音声が途切れることがある。これは、再度、聞き返せばいい話ではある。
2.今回、講師側のWebカメラのトラブルで、講師の映像が見れなかったのは残念だ。講師の映像が見れないと、音声頼りになるので、どのタイミングで話せばいいか戸惑うことがあった(これはこれで、トレーニングになるとは思うが)。次回のレッスンで講師の映像が見れるとどのように変わってくるか確認したい。


次回はビジネスにおける自己紹介で、これはモロ使えそうなので、楽しみである。


PS.アメリカ人の子供がインドにいるインド人から数学をインターネットを使って学んでいるといった事が「フラット化する世界」で記載されていたが、ETOもまさしく「フラット化」の1現象なのだなと実感。

フラット化する世界(上)

フラット化する世界(上)