MSの地図Webサービス

日経コンピュータ2006年 4/17号の
P.26に
Webサービス公開ラッシュ”始まる
という記事が載っている。

この中で、マクロソフトがMSNで地図検索を2006年夏に開始するといった事が表
に記載されている。Google Maps API対抗である。
MSは既に、米国で2005年9月にMSN Virtual EarthでAPI提供(http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/VEMSC_SDK/HTML/Introduction.asp
しているので、恐らくこれの日本版なのではないかと思う。

問題は地図をどこから調達するかであるが、これは、
MSNがIPCを利用しているので、恐らくIPCではないかと思う。

ゼンリンはGoogleに地図を提供し、Googleから多額の収入を得てはいるが、Google Maps APIはゼンリンの地図ASP会社ゼンリンデータコムのビジネスを食っていくものであり、今となってはゼンリンにとっては頭の痛い問題になっているのではないかと思う(もし、Google、ゼンリンの関係が良好であれば、米国同様、Google Mapsに経路探索機能がでてきてもいいはずである。恐らく、ゼンリンは道路データをGoogleに供給するのを拒絶しているのではないかと思う)。

IPCはMapFan Webをやっているので、
同じような問題がMicrosoft、IPC間で起きるのではないかとも思ったりするが、どうだろうか?

やはり、アルプスを傘下に置いたYaoo!が最も有利な立場にあるように思えてならない。