セールスフォース、AppExchangeの国内サービス開始

今日、Salesforce.comのWinter'06 & AppExchange発表会に行って来た。
AppExchageはコンシューマ向けであるAmazoniTunesといったロングテール理論を実現しているモデルをビジネス向けソフトウエアサービスのマーケットプレースとして展開しようとするもので、Salesforce.comは「ビジネスウエブ」と言っていた。
このようにパートナーがアップロードしたソフトウエアサービスをユーザがAppExchageで検索、ニーズに合致したものを簡単に利用できるような仕組みとなっている。
また、このようなソフトウエアサービスがどんどん集まれば、各ソフトウエアサービスのマッシュアップが広がり、「ソーシャルプロダクション」が起こるといったことも言っていた。
日本では
http://www.salesforce.com/jp/appexchange/
において、20程度のサービスを試した上で、インストール・有償利用することが可能となる。
ソフトサービスのロングテール理論を実現するには、相当多くのサービスがAppExchageに集まる必要がある。業務アプリはパッケージ製品が多く、AppExchageに載せるためにはASP対応しないといけない。将来を考えると面白いモデルではあるが、ロングテールを実現するにはまだ、時間がかかるのではないかと思う。

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