ビル・ゲイツ基調講演

YKTG2005-06-29

今日、東京ビックサイトで、ビル・ゲイツの基調講演(「The Magic of Software」)を聞いた。
内容は以下のような感じであった。

Webサービス(MSはXMLWebサービスに社運をかけている)
・様々な機器にWindows(CE)が採用されてきている(ここで、キティちゃんのロボットがでてきて、WindowsCEが組み込まれているといったことをデモ込みで実演したのが笑えた)
・ミッションクリティカルな部分にもWindowsが利用されてきている(TKC自治体システム、UNISYSの銀行システムの例)
・セキュリティ
DSI(MS版グリッド、オートノミック)
JAVAに対する.NETの優位性
Visual Studio.NET2005とSQL Server2005
 及びデモ
 −Visual Studio.NET2005ではある機能(ファイル入出力等)を実装しようと
した場合、自動的にコードを生成してくれる。
   また、コードが間違っていた場合、修正候補をあげて、選択すると自動的
にコードを修正してくれる。
  といった各種機能を設け、2倍以上開発生産性を向上させたとのこと。
・Office12(XMLでのファイル提供)
Longhorn(今年夏β1リリース、今年末にはOffice12のβもリリース予定)
・最後にソフトウェアの重要性は益々高まっていく

MSが
相互運用性、情報管理、セキュリティ
に力を入れており、今後、これらに対応した製品をリリースしていきますよ、といった短期的な視点に基づいたトップセールス的なプレゼンであった。
基本的には今まで聞いたことのあるようなプレゼンで、CSAとしてもっと未来にどのような世界が訪れるかというプレゼンが聞けると面白かったかと思う。

また、本日ビッグサイトでは、フジテレビの株主総会もあり、
反リストラ産経労なるものが、
「フジテレビ・日枝久会長はライブドア問題の責任をとって辞めて下さい!
 2600億円の無駄遣いで企業価値・資産を毀損し、株主に大損害!」
といったビラを配っていた。