「MSN Virtual Earth」 VS 「Google Earth」

しかし、すごいことになってきている。

MSとGoogle、2つの“Earth”の4つの違い (1/2)

私はあるGISのソフトウェア(ArcGlobe)で地球が3次元で表示され、ズームしていくとイラクの市街地図が出てくるようなデモをみたことがある。
こんなの誰が使うんですか?と担当者に質問したら、ちょうどイラク戦争真っ只中にあった時でメディア等をターゲットにしているといった回答をもらった。

また、ローカルサーチについて否定的な意見もある。

MicrosoftとGoogleの「宇宙戦争」で浮かび上がるローカル検索の課題

確かにGoogleのデータの劣化が心配ではある。ローカル情報はころころ変わるし、データ収集や鮮度を保持するのは並大抵のことではない。
●引用
MicrosoftGoogleが構築しようとしているのは、ローカル地図と航空写真の上にデータベース情報を表示する地理的なユーザーインタフェースだ。地理情報システム(GIS)と呼ぶのは行き過ぎかもしれないが、明らかにその一端ではある。データベースに収められる情報が増え、機能が充実してくれば、こうしたサービスはいずれ“低コストのGIS”として確立されるだろう。
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Googleのローカル情報がほかの検索結果と同じくらい“汚染”されるようになるまでどれくらいかかるだろうか? Googleが抱える最大の問題は、Microsoftでもローカル検索の必要性でもない――それはGoogle自身の品質が下がり続けることだ。
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ローカル検索サービスは普及するだろう。しかしそれには非常に長い時間がかかるはずだ。取り組みが進められる間にも、私としては、競合企業が「ロ−カル検索は、中途半端なデータ集合体の穴を埋めるユーザーインタフェースの仕掛けだけでは成り立たない」ことを理解してくれることを願っている。