オープンイノベーション読み始め
OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベーション戦略のすべて (Harvard business school press)
- 作者: ヘンリーチェスブロウ,大前恵一朗
- 出版社/メーカー: 産能大出版部
- 発売日: 2004/11/10
- メディア: 単行本
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第1章を読んだが、
Xeroxのパロアルト研究所がクローズドイノベーションの代表例として出てきて、既存の市場・顧客に対するイノベーションのマネージメントに関してはクローズドイノベーションが適していたが、不確定な技術(かつその技術が適用できるマーケットも不確定な技術)に関してはクローズドイノベーションでは限界があることが指摘されていた。そのため、スピンオフされて、ベンチャーキャピタルが全く新しい観点で市場性を見出し、3comやAdobeといった企業が生まれた。
イノベーションプロセスをチェス(予想がつく、パロアルト研究所がとったクローズドイノベーションのプロセス)とポーカー(不確実性が高く、ベンチャー・ベンチャーキャピタルのプロセス)に例えて分けている点が面白い点である。
http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/wcs-bun.cgi?ID=288315&FORM=biztechnews